男着物の話 / 半衿の付け方

着物の下には、襦袢(じゅばん)を着ますが、その襦袢の襟(えり)の部分には、半衿(はんえり)という生地をつけて、首から汚れを保護します。通常、半衿は手で縫い付けられており、汚れてきた段階で、一度ほどいて、洗って、また縫いつけます。男は特に、縫物が煩わしいと思う人が多いのですが、男きものは装飾が少ない分、この半衿にこだわると、ちょっと遊びがでてくるように思います。なので、ちょっとトライしてみてください。

さて、その手で縫い付ける半衿の付け方ですが、基本的には写真のようにザクザク縫ってよいと思います。この縫った部分は、着物(長着)に隠れて見えなくなってしまうため、白糸でも構いませんし、着物上級者の年配の女性の中には、「外からは見えなく、どうせ取り換えるから」という理由で、結構いい加減縫っている方が多いです。

男の半衿は、通常、無地の地味なものが多いですが、せっかく手間をかけて自分で縫い付けるんだから、自分の好きなように柄ものなど選んでも良いと私は考えています。生地も着物用でなくても構わないです。私の親戚の中には(女性ですが)、着られなくなったお気に入りのワンピースをほどいて、半衿に使って楽しんでいます。それだけ、着物は身近なものとして楽しんでも良いのではないでしょうか。(文/木寺)

 

【参考】男着物の話 / 半衿にこだわる。http://www.fujikiya-kimono.com/blog/?p=14

 

 
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