男の着物の新定番、藤木屋の”スーツ生地着物”。居敷当てにもこだわってます!


男の着物 藤木屋の”デニム着物”に並ぶ看板商品が“スーツ生地着物”です。”スーツ生地着物”は日本最大級の着物イベント”きものサローネ2013″に出展させて頂いた時も、イベントスペースの壇上にてインタビューとともにご紹介させていただきました(参照:藤木屋TV第二回 きものサローネ in 日本橋 “スーツ生地着物” http://www.youtube.com/watch?v=E3wevcCB9aE)
 
藤木屋の”スーツ生地着物”はWEBでご紹介している他にも、藤木屋実店舗『浅草藤木屋』にて、100を超える生地(もしかしたら数百かもしれないです)の中から、自分好みの生地をお選びいただき、自分だけの着物をオーダーすることができます。
 
また、居敷当ての部分にもこだわり、写真のように赤い裏地を使うこともできます。藤木屋店長は、この居敷当ての素材にもこだわっており、繊維メーカーの旭化成の展示会にもおもむき、最新の素材情報を入手しています(正直、呉服屋で、繊維メーカーの裏地の展示会に行く人は藤木屋店長くらいかと思います。最初、旭化成の方にビックリされましたが、丁寧に説明していだきました)。
 
「イヒ」で有名な旭化成は、ベンベルグというキュプラ素材を世界の名だたるブランドに供給しています。服作りにおいて、裏地には「ポリエステル」を使う場合もありますが、高級服(特に洋服)では、この「キュプラ(しかも旭化成のベンベルグ)」を使います。理由は旭化成のベンベルグがポリエステルを圧倒する素材特性があるからです。ベンベルグは、吸湿性が高く静電気が起こりにくい裏地素材です。 糸一本の繊維が細く、糸の断面が丸いため、滑り性に優れしなやかな感触を持ち、裏地として優れた素材と言われています。藤木屋店長も旭化成の行った実験を実際に見に行きました。ポリエステルとの差は歴然でした。
 
ちょうど今、乾燥した冬などに着物を脱ぎ着するときに、静電気が起きます。これは裏地がポリエステルであるために起こるのが主な原因です。上の画像のように居敷居当ては、袷と違い、着物の内側全面に裏地を使っているわけではありませんが、藤木屋は居敷居当ての素材にもこだわり、旭化成のベンベルグをおすすめしています。自分好みの色を選べるといったオシャレの面のほかにも、こういった機能的な部分も我々、藤木屋は重視しています。藤木屋の”スーツ生地着物”、是非!
 
◆オーダーメイド・スーツ生地着物について

http://www.fujikiya-kimono.com/suits_kimono/index.html

 

◆男の着物・実店舗/浅草藤木屋◆

営業時間:毎週土曜日・日曜日 12時~18時
住所:東京都台東区浅草1-18-9 弥姫乎2階(雷門柳小路)
http://www.fujikiya-kimono.com/realshop/index.html
*次の浅草藤木屋の営業日は「1/11(土),12(日)」です!!ちょうど三連休の一日目と二日目です。遠方からお越しの方も是非^^/

 

 

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